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(last updated 8/15/200) |
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独断と偏見により、日頃の読書中毒の成果?として挙げてみました。
(1)経営に関して勉強する本
「戦略サファリ」(12/1/1999)
ヘンリー・ミンツバーグ他 著 東洋経済新報社
3,800円
・・・・経営戦略論を学派に分類し長短を挙げている。
著者自体が非常に見識が深い為、 所々に厳しい指摘が見られる。
「経営革命大全」(12/1/1999)
ジョセフ・ボイエット&ジミー・ボイエット著日本経済新聞社1,900円
・・・・経営理論を集大成させた本。単なるサマリーだけでなく、著者なりの歴史的評価も加わっている。
初心者には多少難しいところもあるが、内容もそこそこ深く範囲も広い。
「トム・ピーターズの起死回生」
(12/1/1999)
トム・ピーターズ著TBSブリタニカ1、600円
・・・・個人的にお気に入りの著者の日本語版
最新書。アイロニカルな内容なので、"通"向き。
ただし、本質を押えた鋭い指摘が多いので教科書とは異なる説得力あり。
「ビル・ゲイツ@思考スピードの経営」(10/1/1999)
ビル・ゲイツ著日本経済新聞社1、905円
・・・・実は彼が情報技術と 経営戦略についての洞察では世界一では?と思える内容。
ゲイツ氏が単なる技術オタクではない事が、良く分かる一冊。
一般企業も彼の考え方を吟味して、
情報化戦略に生かすべき。
「日本の総決算」(2/1/2000)
植草一秀著講談社1800円
・・・・日本のトップエコノミストの最新書。
マクロ経済をかじった人にはたまらない一冊。
経済政策の重要性と難しさを再認識させられる。
(2)スキルをつけたい人が読む本
「MBAマネジメント・ブック」(12/31/1998)
(株)グロービス編著ダイヤモンド社
2,800円
・・・・経営全般を短期で見渡すには良い本。
ただし知識は広く浅いので、これだけでは不十分。
「考える技術・書く技術」(12/31/1998)
バーバラ・ミント著(株)グロービス監修
ダイヤモンド社2、400円
・・・・思考を整理する技術がマスターできる。
実践できるまでには2,3度読み直す必要あり。
(3)インターネット業界に関する本
「リアル・ストーリー・オブ ベンチャーキャピタリスト」(6/6/2000)
ルーサン・クィンドレン著 小池聡監修・解説 ネットイヤー・パブリッシング1、905円
・・・・加熱しているIT投資の実態を経験をもとに語ってある実話集。決してアイロニカルや批判調子になるのでははく、
投資される側の教訓を成功例・失敗例を挙げて教えてくれる。
「シリコンアレーの急成長企業」(6/1/2000)
長野弘子著 インプレス 1,800円
・・・・米国のインターネット業界のYellow
Page。なかなか良くまとまっていて、机の上に一冊必要な本。
「シリコンバレー・スピリッツ」(8/15/2000) NEW
デイビッド・A・カプラン著 中山宥訳 脇英世監修 ソフトバンク・パブリッシング 2,200円
・・・・米国のVC業界の実話集。本当の実話なだけに、「まるで大河小説」とある売り文句通りにおもしろい。